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VOC対策

 

「VOC」ってご存知ですか?

ホルムアルデヒドや揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compounds)はシックハウスを引き起こす物質として指摘されています。

発生

建材、塗料、家具、燃焼器具 など

症状

新築の住宅やビルで発生する刺激性のガスによる頭痛・めまい・吐き気・平衡感覚失調・目・鼻・喉の痛み、粘膜や皮膚の乾燥感(アトピー性皮膚炎) など

守屋グループのVOC対策と測定実験

測定家具

ホルムアルデヒドや揮発性有機化合物(VOC)が発生しにくいJIS規格"F☆☆☆☆"及び低VOCのメラミンパーチクルボード(メーカーとの共同開発)を主材料に、当社が作り出す木製据付家具の85%は全国の教育施設・医療施設等で利用されています。そして守屋グループの木製据付家具のホルムアルデヒド及びVOC発生濃度が指針値以下と実測されました。

造作家具(完成品)のホルムアルデヒド及びVOC濃度測定値
物質名※1  指針値※2 実測値
ホルムアルデヒド 0.08(ppm) 0.00767(ppm)
トルエン 260(μg/m3) 218.72(μg/m3)
キシレン 870(μg/m3) 未検出 ※3
パラジクロロベンゼン 240(μg/m3) 未検収 ※3

※1 文部科学省が「学校環境衛生の基準」の検査事項として示す4物質
※2 厚生労働省が示す指針値
※3 測定下限値以下

わたしたちは、これからも取り組んで参ります

従来より各々の家具を構成する部材については"F☆☆☆☆"を使用し、発生濃度が指針値以下とされていましたが、今回の実験で改めて製品としても証明される結果となりました。
この結果に満足することなく、今後更に品質の向上を目指し、検討・改善を重ねて参ります。